サンプル(見本焼き)とは
新規のオーダータイルと違い、補修タイルには近づけたい既存タイルという「答え」が存在します。この「答え」に近づけるために、工事の準備段階で試し焼き(テスト)を行ない、サンプルを出して刷り合わせる必要があります。
「リボーンタイル(加藤化学工業所)」ではお見積もりの際に1色につき1~2種程度のピースサンプル(見本焼き)をお出しして、お客さまご自身にご確認いただいております。
タイルの質感・色を手にとってご納得いただけます
タイルを窯で焼き上げる工程では、温度や湿度、窯の性質といった環境によって色合いが変わってきます。画像で確認するだけでは正確な出来栄えはわからないため、実際に商品を手にとってみたらイメージが違う、というトラブルはよく起こります。
できる限りご希望の色合いに近づけるためにも、ピースサンプル(見本焼き)を手にとってご覧いただきたいと思います。
ピースサンプル(見本焼き)について
ご依頼から1~3週間後にピースサンプル(見本焼き)と正式なお見積もりを提出します。ピースサンプルは大きさにもよりますが、1色につき1~2種類、2~5ピース単位でのお届けとなります。
15シート以上のご注文の場合ピースサンプル提出までは無料です(2色合計4点まで)
試作テスト回数が多めに必要な場合や特殊な釉薬が必要な場合、15シート以下のご注文の場合など、提出サンプルが有料になる場合がございます。
サンプル料金に関して
当社の設定する許容色差内(アベレージAA級ΔE1.6以内)に入っているもの、つまりデータ上では許容内とされるものに対して、お客さま主観による再提出やキャンセルが発生した場合は釉薬1色につき5,000~20,000円程度の試作費用(調色代)がかかる場合がございます。
※ピースではなくシートでのサンプルが必要な場合は別料金となります。
※無料でのサンプル提出は1現場につき2色(合計4点)までとさせていただきます。
※あくまでレプリカのため、近い色や面状が出せない場合もございますのでご了承ください。
お問い合わせから納品までの流れを紹介
まず釉薬メーカーである当社がご注文をお受けし、タイルメーカーへ。生産の流れを通常と逆にすることで、直接お客さまと色味や質感の調整の提案をし、ご満足いただけるクオリティーでの生産が可能になりました。
リボーンタイルの新しいスタイルは、結果として納期の遅れや色の誤差によるトラブルを防ぐことにつながっています。ご注文の流れを簡単にまとめましたので、ご参考になさってください。
お問い合わせから納品まで
リボーンタイルからはじまるタイル注文のスタイル
通常のタイル発注体制
お客さま(依頼者)→タイル商社→メーカー→釉薬メーカー→タイルメーカー→タイル商社→お客さま(依頼者)
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当社のタイル受注体制
お客さま(依頼者)→リボーンタイル→タイルメーカー→リボーンタイル→お客さま(依頼者)
1お客さまから直接お問い合わせいただけます
2既存タイルをお送りください
- お客さま→リボーンタイル
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既存のタイルを1色につき、色の判断がしやすいもので1~3ピースを当社宛てにご送付いただきます。現物のピースを確認し、再現、生産可能できるかどうかを判断したうえで、概算でのお見積もりをいたします。
【ご郵送先】
有限会社 加藤化学工業所
〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町991-13
Tel.0572-43-3662(8:00~18:00/定休日:土日)
3弊社でサンプル作成します
- リボーンタイル→お客さま
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お送りいただいた見本をもとにピースサンプル(見本焼き)を作成します。お届けは1~3週間後になります。この時点で正式なお見積もりを提出いたします。
お客さまが確認・承認されましたら、正式発注となります。お支払い金額を所定の口座にお振込みください。お振込みの確認後、生産に入ります。
4最適なタイルメーカーを選定し、生産に入ります
- リボーンタイル→タイルメーカー
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タイルの生産にあたっては、その製品に最適な釉薬を得意な釉薬メーカー、型や製造ラインにもっとも適したタイルメーカーを選び、当社から依頼します。当社と各釉薬メーカーの調色のエキスパートが連携し、対応いたします。
5仕上がった商品をお客さまへお届けします
- リボーンタイル→お客さま
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正式発注から1ヶ月~2ヶ月半程度でお届けできます(長期休業期間を除きます)。小ロット(10シート以下)のものの場合は2~3週間程度で納材できる場合もございます。タイル到着後には数量・形状・色等をご確認ください。
特殊な面状のものは対応できる工場が限られてしまい、通常納期よりも遅れることもございます。
※紙張り、接着役物等も対応しております。ご相談ください。